搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険の違い

自動車保険
搭乗者傷害保険人身傷害補償保険について

 

 

2013年冬、積雪記録の更新が続いています。
車の運転には細心の注意を払わなくてはいけませんが、
もし、路面凍結などで車の制御を失い、
衝突して怪我をしたとしても、
搭乗者傷害保険人身傷害補償保険
に加入していれば治療費が出ます。

 

 

両者の違いを調べてみました。

 

搭乗者傷害保険について

 

 「他人」のケガや死亡に対してのみを補償する
自賠責保険や対人賠償保険と違い、

 

契約している自動車が交通事故にあった際に、
車に乗っている人すべてのケガ・死亡を対象に
保険金が支払われる
のが

 

この「搭乗者傷害保険」です。

 

 

搭乗者傷害保険の「搭乗者」とは、
車に乗っているすべての人を指し、
この中には運転者自身も含まれます。

 

 

他人はもちろん、記名被保険者本人、
その配偶者、運転者などが、
契約の車に搭乗中の自動車事故によって
死亡・ケガをした場合に
保険金が支払われる保険です。

 

 

また、搭乗者傷害保険は

 

ケガの治療費などの
「実費」に対して支払われるのではなく、

事故が起きた際は契約の際に定めた
「一定の金額」が支払われる保険

となります。

 

 

単独事故や、
自分側に100%過失がある事故

も補償の対象になっています。

 

 

自賠責保険や対人賠償保険からの支払い、
相手からの賠償金の支払いに関係なく
支払われるというのも特徴です。

 

搭乗者傷害保険において支払われる保険金の例

 

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 医療保険金(日額・部位症状別のどちらか)
  • 座席ベルト装着者特別保険金
  • 重度後遺障害特別保険金

 

このようにほかの保険とは
関係なく支払われ、請求した場合も
比較的簡単に保険金の支払いが行われる
搭乗者傷害保険ですが、
もちろんすべてのケースで
保険金が支払われるわけではありません。

 

 

搭乗者傷害保険が支払われるのは、

 

正規の乗車用構造装置のある場所に搭乗中の者
に限られます。

 

 

飲酒運転や無免許運転はもちろん、
暴走行為をしていて事故を起こしたり、
車から身を乗り出していた際にケガをしたなど、
違法な乗り方をしていた場合には保険金は支払われません。
定員オーバーや、荷台に乗っていた場合なども
これにあたります。

 

 

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人身傷害補償保険について

 

過失割合に関わらず、ケガや死亡時に保険金を支払うのが、

 

人身傷害補償保険」です。

 

 

人身傷害補償保険とは、契約している自動車が事故に遭い、
搭乗者がケガや後遺障害を負ったり死亡したりした場合に
支払われる保険です。
保険金額を限度に、
実際の損害額が過失割合に関係なく
補償されます。

 

 

例えば過失割合が、
自分が30%、相手が70%だった場合、
相手から700万円が支払われ、
残りの300万円は自己負担となります。
しかし、人身傷害補償保険に加入していると、
この自己負担分が補償されるため、
全額が保険から支払われることになります。
これが人身傷害補償保険の最も大きな意義です。

 

 

相手が保険に入っておらず
十分な補償が受けられないとき

なども、人身傷害補償保険から不足分が補償されます。

 

 

また、保険金の支払いについても、
人身傷害補償保険の場合は示談の成立前でも受け取り可能等、
大変補償範囲の広い人身傷害補償保険が組み込まれた保険は、
完全補償タイプ」と呼ばれています。

 

人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険の相違点

 

人身傷害補償保険 搭乗者傷害保険
保険金支払い 実損払い 定額払い
契約している

自動車搭乗中の事故

搭乗者全員について補償 搭乗者全員について補償
他の車に乗っていて

事故にあった場合

記名被保険者および家族について補償 補償なし
歩行中に遭遇した

交通事故

記名被保険者および家族について補償 補償なし

 

 

搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険は、
基本的な補償の類であるため、
両方に加入しているという人も多と思います。
実は、わたしもたいした知識もなく、
どちらも加入していました。

 

 

実はその場合、
ひとつの事故の怪我で、
双方の保険金を受け取ることができる
のです。

 

 

ですが、ふたつの自動車保険に加入していれば、
それだけ保険料は高くなります。あたりまえですね。。

 

 

コストと補償のバランスを考え、
どちらか一方だけに加入するというのも
選択肢のひとつといえるでしょう。

 

 

最後にひとこと。
人身傷害保険のメリットは、カバーする補償範囲の広さ。
搭乗者傷害保険のメリットは、支払いの早さです。

 

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