交通事故による等級ダウン、どんな時に下がるの?
契約者の事故歴に応じ、次年度の自動車保険料を割引増する
“ノンフリート等級制度”が2012年に改定されました。
簡単に言えば、事故を起こしてしまったドライバーの負担が
大きくなる内容になっています。
しかし、なかには等級が下がらない事故もあるんです。
等級ダウンの事故と下がらない事故の例
3等級ダウンの場合
- 人をひいてケガを負わせてしまい、
対人賠償保険を使用して保険金を受け取った。
- 他人の家の壁にぶつかって壊してしまい、
対物賠償保険金の支払いを受けた。
- 自宅で車庫入れの際に壁に衝突し、
修理のために車両保険金の支払いを受けた。
1等級ダウンの場合
- 原因が車両保険および搭乗者傷害保険の
範囲内の条件に該当するもの。
- 契約車両を盗まれ車両保険金の支払いを受けた。
- いたずらにより窓ガラスを破損させられ
車両保険金を受け取った。
- 台風で物が飛んできてぶつかったため傷がつき、
車両保険を使用した。
等級が下がらない場合
- 急ブレーキをかける必要があり、ハンドルに顔をぶつけてケガをし、
搭乗者傷害保険を使った。
- 他車に追突されケガを負ったが、相手が無保険車で補償を受けられず、
自分の人身傷害補償保険の支払いを受けた。
以上は、私が個人的に調べた例の一部です。
等級が下がる事故と下がらない事故の違いの重要なポイントは、
下記のとおり。
- 契約者に過失があるか
- 事故原因と使用する保険は何か
- 契約者の危険度は直接的か
縁あって、このサイトにお越しいただいた方々には、
是非当サイトの記事を利用していただき、
より快適で、賢く、そして安全・安心なクルマライフを
送って頂きたいと、心から願っています。
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