事故を起こした後の保険料の扱い、等級と価格

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どんな事故で、保険料は高くなるのか?等級は

事故を起こしたら、次の年からの自動車保険料が高くなる?

 

 

今年、車保険が大きく変わりましたね。
では、その「事故」とはどういうものなのか?
どんな事故で、保険料は高くなるのか、まとめてみました。

 

  • 対人や対物補償を使った事故

    (相手へのケガや死亡、モノの損害賠償への補償)

  •  

  • 人身傷害や搭乗者傷害補償を使った事故

    (自分たちのケガや死亡に対する補償)

  •  

  • 車両保険を使った事故

    (自損事故で自分の車を直すための補償)

 

上記用途で使用した場合、次の年から保険料は高くなります。

 

 

自動車保険料は、「等級」によって決まります。

 

 

最初は6等級からスタートして、
事故がなければ、7等級、8等級と等級が上がり、
等級が上がるにしたがって、
保険料の割引が最大63%まで安くなります。

 

 

しかし、事故を起こすと、
等級は5等級、4等級と等級は下がり、
最大62%まで割増しになるのです。

 

 

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現在12等級で年間保険料10万円の人が、
10月1日以降に事故を起こして、
事故を起こしたグループの9等級になった場合、
下記のような保険料になっていきます。

 

 

【事故を起こした場合】
来年:事故有9等級:15万円
2年後:事故有10等級:14万8千円
3年後:事故有11等級:14万4千円
4年後:事故なし12等級:10万円
5年後:事故なし13等級:9万8千円
6年後:事故なし14等級:9万6千円
6年間の合計保険料:73万6千円

 

【事故なしのまま】
来年:事故なし13等級:9万8千円
2年後:事故なし14等級:9万6千円
3年後:事故なし15等級:9万4千円
4年後:事故なし16等級:9万円2千円
5年後:事故なし17等級:9万円
6年後:事故なし18等級:8万8千円
6年間の合計保険料:55万8千円

 

 

6年後の総支払額に、18万円近くの差が
ついてしまうんですよね。

 

 

自損事故をして、5万円修理代がかかることになりました。
免責ゼロ円の車両保険に入っていたので、
修理代を保険でまかない、自腹を切らずに済みました。
ところが、この場合は、
翌年から【事故をした場合】の保険料に切り替わるため、
後々18万円近くの料金アップに繋がってしまうのです。

 

 

でも、このことを事前に知っていれば、
家計には少しきついけれど、結果的には価格が安くなるから、
保険は使わないで、5万円の修理代は自分で出そう、
という判断もできます。

 

 

これからは事故を起こしたとき、
車両保険に入っていたとしても、
自分で修理代を払うか、車保険を使うのか、
綿密に比較することが今まで以上に大切になります。

 

 

保険を使った場合、翌年からの代金がどのくらいアップするのか、
損保会社に確認してから、使うようにしましょう。

 

 

無駄な保険料を支払わないためには、
事故をした時の「免責」を5万円や10万円などにあげて契約する、
といった工夫も、家計と相談しながら真剣に決めたいですね。

 

 

車保険は、人生設計において大変重要なお買い物のひとつです。
ご自身の経済状況をよく見直し、
複数の損保会社の料金を比較して、相場をよく知り、
契約内容を決定してくださいね。

 

 

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